40代を過ぎると乾燥肌や年々増加するしわやたるみなど、今までとは違った肌トラブルにほとんどの女性が悩むと聞きました。
私の祖母や母も「若いころからケアしていれば良かったわ。」という後悔の気持ちを聞いたことがあります。
加齢は止められなくても年齢より若々しく見られたいと思う女性は多いと思います。
若々しい人とそうでない人とは何が違うのでしょうか?
健康、睡眠、お化粧の仕方など、たくさん思い浮かびます。
私は見た目の印象に大きく影響を与えるのは、まず肌だと思います。
なぜなら、マダムジュンコのアシスタントとして働くようになってから、80歳以上とは思えないくらいにもちもちで綺麗なお肌ということに気づきました。
80歳以上に見えますか?見えないですよね。
実年齢よりも老けて見える人と若く見える人の違いは何でしょうか?
それは、ホルモン分泌量の減少や、肌のバリア機能が低下していくことで、乾燥などのダメージから回復する力が低下していくので、加齢の症状を感じやすくなるからだそうです。
なので、肌へのダメージをなるべく減らして、毎日肌の潤いを補っていれば、実年齢よりも若々しく見えるということではないでしょうか。
目次
50代になっても美肌でいるために、まずは自分を労わりましょう
日々の紫外線、化粧品の厚塗りで肌の呼吸を阻害していたり、メイク落としなどで強めにこすったりと、肌へ刺激を与え過ぎていませんか?
それだけでなく、何かストレスを感じるだけでも、肌のターンオーバー(生まれ変わり)がうまくいかなくなり、バリア機能も低下し、美しい肌を保てなくなってしまいます。
スキンケアだけでなく、ストレスをため過ぎないように、睡眠、休息、気晴らし、楽しい趣味の時間や、リラックスする時間を大切にして、自分の心と体と肌を労わりましょう。
50代になっても美肌でいるためにスキンケアで気を付けたいポイント5つ
このポイントに気を付けて、いつものスキンケアをしただけでも、化粧ノリが良くなったと私は思ったので、ぜひこのポイントに気を付けてスキンケアをしてほしいです。
1.肌を洗いすぎていないか
洗顔料の洗浄成分が肌に残っていると、肌トラブルが起きやすくなります。
だからといって、洗いすぎるとお肌の潤いが低下してしまいます。
あまりこすらず、ぬるま湯でそっと洗い流すだけなら、肌の潤いを保つことができて、余分な汚れだけを落とすことができます。
2.熱いお湯や冷たい水で洗顔していないか
暑い時期には冷たい水で、寒い時期には熱いお湯で洗顔したくなりますよね。
しかし、冷たい水での洗顔は汗や古い角質などは落としきれないことが多く、熱いお湯での洗顔は肌細胞がお湯に溶け出し、ダメージを受けてしまいます。
32~37度のぬるま湯で洗顔するようにしましょう。
3.顔を拭く時に肌をこすっていないか
肌の表面にある「角質層」は肌の潤いが蒸発するのを防ぐ機能があります。
顔を洗う時だけでなく、拭く時も肌を強くこすると「角質層」がはがれ、潤いが蒸発しやすくなってしまいます。
洗顔する時は、ネットを使用してよく泡立てて、泡を転がすように優しく洗いましょう。
タオルで拭く時も、そっと押し当てるだけにとどめ、上下左右に動かさないようにしてください。
4.入浴後10分以上経ってスキンケアをしていないか
入浴後のスキンケアは出来るだけ早く行うのが大切です。
お風呂から出て10分以内には保湿しましょう。
5.部屋の湿度が低くないか
スキンケアでどんなに潤しても、乾燥した空間にいると、肌の乾燥は進んでしまいます。
特に秋~春は部屋の湿度が低くなりやすいので注意してください。
長時間を過ごす部屋(リビングや寝室など)には加湿器を設置して、湿度が50%を下回らないように調整しましょう。
50代になっても美肌でいるために、日々のスキンケアに取り入れて欲しいおすすめの方法5つ
いろいろ調べてみて、自称三日坊主の私でも無理なく続けられて、効果を実感できた方法をまとめてみました。
1.プレ・スキンケア
通常のスキンケアでは、お風呂上りに顔を拭いてから行いますが、乾燥が気になる日は顔を拭く前に、肌なじみの良いオイルを軽く塗ってから、顔を拭いてください。
その後は通常通りのスキンケアを行ってください。
この方法であれば、すぐにスキンケア出来なくても、軽く保湿しているので、焦らなくて大丈夫です。
*お風呂上りに汗がなかなか引かない人におすすめの方法*
汗をたくさんかいている状態でスキンケアをしても、肌なじみはよくありません。
夏は特に、お風呂から上がると暑くて汗がなかなか引かず、クーラーの風や扇風機の風にあたって、汗を引かせようとしたくなりますよね。
これは汗を引かせているのではなく、乾燥を進行させているだけです。
そこで、上記のようにオイルを軽く塗り、保冷剤をタオルでくるんだものなどで、首元を冷やすのがおすすめです。
汗が引いたら、通常のスキンケアを行ってください。
2.化粧品を塗る向きを変える
年齢とともに毛穴は下向きに開いていきます。
さらに、「上から下へ」化粧品を塗ってしまうと、毛穴の開きを後押ししているようなものです。
「下から上へ」を意識してみましょう。
同じ化粧品でも、塗る向きを変えるだけで、肌の潤い感が変わります。
3.化粧品を使う量を増やす
まず、本来の推奨量通りに使用できているか確認してみてください。
使い続けているうちに本来の量より少なくなっていることがあります。
そして、本来の推奨量通りに使用していても、乾燥が気になる時は、1.5~2.0倍程度に増やしてみましょう。
4.パックで肌の奥まで浸透させる
時間がある時はパックをして、保湿成分を浸透させると、肌のしっとり感が大幅に向上します。
*パックは時間をかければいいというものではありませんので、推奨時間を守って使用するのがおすすめです。
5.スキンケアの回数を増やす
一般的には、スキンケアは朝と晩の2回するものと思われていますが、3~5回に増やしても良いのです。
おすすめはお昼過ぎのタイミングでスキンケアを追加することです。
洗顔は1日2回(朝と夜)がおすすめなので、日中のスキンケアではメイクの上から潤いを補給してあげましょう。
化粧水をミスト容器に詰め替えておくと、外出先でも手軽に潤い補給が出来ます。
さらに、乾燥小じわが出やすい目元にはクリームをポンポンと軽くなじませておけば、夜まで潤いが持続します。
50代になっても美肌でいるには、”うるおい”が肝心
初対面の方だけでなく、人と顔を合わせて会話する時など、私はよく人の肌を見てしまいます。
もちろん上田純子先生のそばで仕事をしていると、つい肌を見てしまうことがありますが、先生の肌はいつもしっとりとうるおっているように見えます。
先生のような、年齢を感じさせない若々しい人に共通しているのは、いつでもうるおっていることではないでしょうか。
いつでもしっとりうるおっていることさえできれば、それだけで十分に若々しい人になれるのです。
関連記事
某国内アパレル企業勤務。
40代を目前にして自分に合った基礎化粧品やスキンケアを模索中。
お肌に関するオススメしたい情報や役立つ情報を公開中。
他の記事はコチラ→MJコラム